Primal Screamのおすすめの曲

ARTIST

Primal Screamについて

アーティスト名Primal Scream(プライマルスクリーム)
基本情報プライマル・スクリーム – Wikipedia
ジャンルAlternative
出身イギリス

Primal Screamについて紹介します。

Primal Screamは1980年代から現在まで活動を続けるイギリスのベテランのロックバンドです。1987年に1stアルバムリリースして以降、現在までオリジナルアルバム11枚をリリースしています。

ロックバンドと言っても、様々な音楽への探究心から曲やアルバム毎にその姿が大きく変わることが特徴です。

おそらくバンドのベースとなるのは1960年~1980年代の古いロックンロールですが、時代とともに多様化する様々な音楽ジャンルからインスピレーションを取り込み、それをアルバム毎にテーマを変えながらPrimal Screamなりに表現しています。

多様な音楽ジャンルを取り込みながらもあくまでPrimal Screamなりのロックという形に消化してそれを表現をしているようで、その姿からはアーティスティックな印象を持ちます。

近年ではいわゆるオルタナティブ・ロックの範囲に落ち着きつつある印象もありますが、特に2000年前半頃まではリリースされるアルバムは作品毎にイメージされる音楽が毎回180度変わっていました。

発売年アルバム作品のイメージ
1987年Sonic Flower Grooveインディー・ロック
1989年Primal Screamガレージ・ロック
1991年Screamadelicaアシッド・ハウス
1994年Give Out But Don’t Give Upアメリカン・ロック
1997年Vanishing Pointサウンドトラック風ダブミュージック
1999年XTRMNTRビックビート・テクノ
2002年Evil Heatデジタル・パンクロック
2006年Riot City BluesUKロック
2008年Beautiful Futureオルタナティブ・ロック
2013年More Lightエレクトロ風オルタナティブ・ロック
2016年Chaosmosisポップミュージック

特筆すべきは名盤と言われている1991年の3rdアルバム「Screamadelica」です。当時のイギリスのセカンドサマーオブラブというクラブミュージックのムーブメントがあり、その影響からかガレージロックをやっていたバンドが大胆にもクラブミュージックを見事にロックと融合させています。

一方でこのアルバムはこの革新的な取り組みがさらっと流れてしまうくらい自然でゆったりとした空気感があります。

そして個人的に最もおすすめなのが1999年の6thアルバム「XTRMNTR」です。ビックビートのリズムとロックを融合させ最もかっこよくPrimal Screamの音楽が表現されたアルバムだと思います。

それ以外にも純粋なロックが好きな方は「Give Out But Don’t Give Up」、「Riot City Blues」など楽しみ方も人それぞれだと思います。

当記事ではそんな多様な音楽性が魅力のPrimal Screamのおすすめのアルバムや曲を紹介します。

おすすめの曲は、「ロックの枠を超えた12曲」と「ロックのよさを感じる14曲」に分けて紹介します。

Primal Screamのロックの枠を超えたおすすめのかっこいい12曲

Primal Screamのロックの枠を超えたおすすめの12曲を介します。エレクトロミュージックやダブなど大胆に取り入れたおすすめのかっこいい曲を集めました。

Primal Screamのロックの枠を超えたおすすめのかっこいい12曲のオリジナルプレイリスト

Primal Screamのロックの枠を超えたおすすめの12曲のプレイリストを紹介します。

#01.「Kill All Hippies」(XTRMNTR 1999年)

#02.「Miss Lucifer」(Evil Heat 2002年)

#03.「Culturecide」(More Light 2013年)

#04.「Don’t Fight It, Feel It」(Screamadelica 1991年)

#05.「Swastika Eyes」(XTRMNTR 1999年)

#06.「Rise」(Evil Heat 2002年)

#07.「Kowalski」(Vanishing Point 1997年)

#08.「Exterminator」(XTRMNTR 1999年)

#09.「If They Move Kill ‘Em」(Vanishing Point 1997年)

#10.「Invisible City」(More Light 2013年)

#11.「Screamadelica」(1991年)

#12.「Shoot Speed / Kill Light」(XTRMNTR 1999年)

Primal Screamの従来のロックのよさを感じるおすすめの14曲

Primal Screamの従来のロックのよさを感じるおすすめの14曲を紹介します。従来のロックのよさを感じながらも多様な音楽の影響を感じる作品など魅力ある曲を集めました。

Primal Screamの従来のロックのよさを感じるおすすめの14曲のオリジナルプレイリスト

Primal Screamの従来のロックのよさを感じるおすすめの14曲のプレイリストを紹介します。

#01.「Country Girl」(Riot City Blues 2006年)

#02.「Rocks」(Give Out But Don’t Give Up 1994年)

#03.「Movin’ On Up」(Screamadelica 1991年)

#04.「Jailbird」(Give Out But Don’t Give Up 1994年)

#05.「Come Together」(Screamadelica 1991年)

#06.「Loaded」(Screamadelica 1991年)

#07.「Medication」(Vanishing Point 1997年)

#08.「Nitty Gritty」(Riot City Blues 2006年)

#09..「Star」(Vanishing Point 1997年)

#10.「City」(Evil Heat 2002年)

#11.「(I’m Gonna) Cry Myself Blind」(Give Out But Don’t Give Up 1994年)

#12.「Call On Me」(Give Out But Don’t Give Up 1994年)

#13.「Where The Light Gets In」(Chaosmosis 2016年)

#14.「It’s Alright, It’s OK」(More Light 2013年)

Primal Screamのリリース順全アルバム紹介

Primal Screamの全アルバムをリリース順に紹介します。

#01.「Sonic Flower Groove」(1987年)

1stアルバムらしいさわやかなインディーロックです。メロディの良さを感じられます。

#02.「Primal Scream」(1989年)

1stアルバムから、一転してストレートでハードなガレージロックとなります。

#03.「Screamadelica」(1991年)

当時のイギリスのクラブカルチャーのムーブメントに影響を受け、アシッドハウスを取り込んだPrimal Scream流のロックと見事に融合された本作は名盤と言われています。

#04.「Give Out But Don’t Give Up」(1994年)

前作から一転、アメリカ南部でレコーディングされた本作は、アメリカンなロックンロールの雰囲気となっています。前作からのあまりの振れ幅に賛否両論あったようですが、楽曲のクオリティ自体は高くロックファンには納得の一枚となっています。

#05.「Vanishing Point」(1997年)

映画のサウンドトラックのような雰囲気を持つややエレクトロ路線の作品となっています。

#06.「XTRMNTR」(1999年)

テクノやビックビートの影響を受けたテンションの高い作品となっています。作品通してクールでかっこいいPrimal Screamが堪能できます。

#07.「Evil Heat」(2002年)

前作までの流れ同様のエレクトロ路線ですが、ノイジーなデジタルロック、パンク風な作品です。

#08.「Riot City Blues」(2006年)

前作まで続いたエレクトロ路線からまた一転し、原点回帰のシンプルでさわやかなインディーロック風の作品です。

#09.「Beautiful Future」(2008年)

前作の流れは大きく変わらないものの、よりオルタナティブ・ロック風の深みのある方向性になっています。

#10.「More Light」(2013年)

1990年代にエレクトロ系の要素を自然にオルタナティブロックに引き込んだような独自の世界観で、各楽曲にキャリアを重ねたからこその円熟したクオリティが感じられます。

#11.「Chaosmosis」(2016年)

ポップでエモーショナルなレコードを作りたかったと語る通り、これまでの作品とはまた違った雰囲気を持ったPrimal Scream流のポップな作品です。

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